人材育成の手法として大注目を浴びているコーチング!このコーチング手法を英語学習に応用した英語コーチングが大人気となっています。各要素を比較して、ビジネスに最適な英語コーチングスクールの選び方をお教えします。
英語コーチング比較 2023!
英語コーチングとは
最近、ビジネスやスポーツにおける人材育成の手法として、コーチングが脚光を浴びています。身近な話題では、プロ野球の佐々木朗希 投手のコーチングによる育成の例があります。
コーチング学専攻で、スポーツ科学の第一人者である筑波大学准教授 川村卓 先生から指導を受けた大船渡高校の國保陽平監督と、同じく川村卓 先生から指導を受けたロッテマリーンズの吉井理人投手コーチが育成したから、今日があると言われています。
それはさておき、英会話スクールにおいても、コーチングによる指導が成果をあげており、英語コーチングスクールが人気となっています。
コーチの語源は「馬車」であり、「乗せた人を目的地まで運ぶ」という意味があります。それに由来して、ビジネスやスポーツでは、「目標までの到達をサポートする」という意味で使われています。
コーチングには、3原則があります。それは、次の通りです。
- インタラクティブ(双方向性)
- オンゴーイング (現在進行形)
- テーラーメイド (個別対応)
英語学習におけるコーチングにもこの3原則が適用されています。具体的には、生徒一人ひとりに対して専任のコーチがつき、双方向で目標を共有しながら、現在進行形で継続して指導し、個別対応の指導方法を取ります。
コーチのことをコンサルタントとか、トレーナーなどと呼ぶスクールもあります。本来のコーチングでは複数年にわたって継続的に指導するのが通常ですが、英語学習においては、短期間で集中的に指導するスクールもあります。
指導方法に関しては、生徒が必要なときに、いつでも個別にアドバイスが受けられる体制が組まれています。きめ細かく指導を受けられる分だけ、料金はやや高めですが、確実に英語力が身につき、目標を達成できることから評価が高いのです。
英語コーチングスクールの中には、「英語コーチング+英会話レッスン」を行うスクールと、「英語コーチング」のみを行うスクールがあるので、ご注意ください。また、英会話レッスンは外部と提携しているスクールもあります。
当ブログは「ビジネス英会話スクールの羅針盤」というテーマで運用しているので、ビジネス英語に役立つという観点から、英語コーチングスクールにランキングを付けています。
ランキングはあくまでも当ブログの独自基準で付けたものであり、別の見方もあるかと思います。ランキングは、適宜、見直しております。
個別にご紹介した後に、「英会話レッスンの有無」「受講期間」「料金」「利便性(教室数・オンライン有無)」などを比較して、一覧表にまとめました。ぜひ、比較検討する際にご利用ください。
料金、口コミなどの比較でビジネスに最適なスクールを選ぶ
それでは、早速、英語コーチングスクールのランキングを発表します。
1位 PROGRIT(プログリット)
プログリットを1位に推奨した理由は、ビジネス英語に特化した英語コーチングスクールだからです。応用言語学や第二言語習得論における科学的知見に基づいた学習カリキュラムの設計と 専属コンサルタントによる徹底したサポートが受けられます。コンサルタントは、ビジネス経験のあるビジネス英語のプロです。短期間で飛躍的な英語力の向上が期待できます。
おすすめポイント
- 課題チェックテストとヒアリングに基づく効果的なカリキュラム
- スケジュール管理、面談、ツールで継続学習を徹底サポート
- 厳しい採用基準を突破した問題解決能力の高いコンサルタント
代表的なコースと料金 ⇒3ヵ月コース:599,500円(月々18,700円~)
2位 TORAIZ(トライズ)
トライズは2015年に開始し、専門家のサポートのもと、短期間で英語を集中的に学習する「コーチング英会話」という新しい学習スタイルを確立した業界の最古参です。トライズを2位に推奨した理由は、1,000時間トライズで学習することで、英語を使ってビジネスができる英語力である英会話試験Versantで平均45点を超える数字を出しているからです。
おすすめポイント
- 第二言語習得の専門家が所属する語学研究所がプログラム開発
- 1日3時間、1年で計1,000時間の英語学習を実施
- 専属の日本人コンサルタントが日々サポートを行う
代表的なコースと料金 ⇒12ヵ月コース:986,100円(月々24,000円~)
3位 ENGLEAD(イングリード)
イングリードは、3ヵ月でTOEIC 550点から800点獲得など通常の自己学習や英会話スクールなどでは 到底到達できない英語力の向上を実現しています。イングリードを3位に推奨した理由は、対象がビジネスマンが中心で大手IT企業様からベンチャー企業まで幅広く、また弁護士、自営業者、スポーツ選手など英語力向上が急務な受講者が多いからです。
おすすめポイント
- オンラインに特化していてオンライン完結するサービス
- 学習期間を自由に選べて、オリジナルカリキュラムを作成
- 最短1ヵ月11万円から学べるサブスクリプション方式(月額制)
代表的なコースと料金 ⇒期間は自由選択:月額110,000万円(サブスク)
4位 RIZAP ENGLISH(ライザップ イングリッシュ)
RIZAP ENGLISHは、「結果にコミットする」で有名なRIZAPグループの提供する英語学習サービスです。アウトプット中心のトレーニングと英語漬けの環境を提供。約14万人の会員実績から成り立つ専属トレーナーによる「寄り添いマネジメント」で効率的かつ継続できる学習サポートを実施して、短期間で圧倒的な結果に導きます。
おすすめポイント
- 専属トレーナーが個々に応じたカリキュラムでマンツーマン指導
- 専属トレーナーが目標達成のための徹底したタスク管理をサポート
- 限定時間内で『読む』『書く』『聞く』『話す』機会を最大化
代表的なコースと料金 ⇒24回コース: 580,800円
5位 SPARTAN ENGLISY METHOD(スパルタ英会話)
スパルタ英会話は、マンツーマンレッスンと通い放題のグループレッスンを組み合わせた受講で、ネイティブレッスン量の業界ナンバーワンを実現した英会話スクールです。専属コンサルタントの綿密なサポートで、3ヵ月短期集中学習で成果をあげます。スピーキング中心で英語を鍛えるレッスンでビジネスに役立つ英会話能力を向上させます。
おすすめポイント
- 一人ひとりに合わせた1回50分間のカスタマイズマンツーマンレッスン
- 1日最大10時間通い放題のグループレッスン
- 専属コンサルタントが3ヵ月つきっきりでサポート
代表的なコースと料金 ⇒3ヵ月プラン: オンラインのみ485,100円~
6位 SMART MethodⓇ(スマートメソッド)
スマートメソッドはレアジョブ英会話のコーチング専門コースです。オンライン完結学習となります。「CEFR-J」に準拠したスピーキングテストで、10段階のうち1以上のレベルアップを保証している点が特徴です。ビジネスシーンを中心とした教材でスピーキング力を高め、4ヵ月間でビジネスの現場で使える英語を身につけることができます。
おすすめポイント
- 「できる」と「できない」を分類・分析し、個人に最適化した指導
- 約30種類のシチュエーションで、実践的なテーマを網羅したカリキュラム
- 英語学習経験豊富でビジネス経験のある日本人コンサルタントがサポート
代表的なコースと料金 ⇒4ヵ月(16週間): 550,000円(22,917円~)
7位 Bizmates coaching(ビズメイツコーチング)
ビズメイツは、ビジネス特化型のオンライン英会話サービスです。英語で「話す」だけでなく、「仕事ができる」ことを目指しております。 ビズメイツコーチングは、その中の1つのサービスとなります。英語でのビジネス経験者の日本人コンサルタントがあなたと伴走して目標達成に導きます。オリジナル教材・独自メソッドで90%が上達を実感しています。
おすすめポイント
- 外国人講師との英会話レッスン&日本人コンサルタントの学習フォロー
- 英語でのビジネス経験のあるコンサルタントが第二言語習得法に基づいてサポート
- 他社コーチングより格安料金で、1ヵ月単位で始められる
代表的なコースと料金 ⇒1ヵ月(毎日50分): 月額39,600円
8位 PRESENCE(プレゼンス)
プレゼンスは、日本最初の英語コーチングスクールです。これまでに26,000人以上の受講生を持つ信頼できるスクール。受講者の半数以上が紹介や口コミによるとのことです。約2ヵ月間の短期集中で高実績を実現する指導を行っています。仕事で英語が求められる20代-40代のビジネスパーソンを主要ターゲットに、ビジネス英語やTOEFL・TOEIC対策を実施します。
おすすめポイント
- 2ヵ月間という短期集中で結果を出すためのノウハウ蓄積がある
- 1クラス5名前後のグループコーチングのレッスンが特徴
- グループレッスンなのでリーズナブルな料金設定
代表的なコースと料金 ⇒英会話上級コース(8回):161,000円
9位 MONEY ENGLISH(マネーイングリッシュ)
マネーイングリッシュは、リーズナブルな料金で、英語4技能をバランスよく鍛えるパーソナル英語コーチングスクールです。英語力をスキルアップして、ビジネスで稼ぐための英語学習をサポートします。留学、海外勤務の経験が豊富なコーチと、実績豊富な外国人講師が二人三脚であなたに伴走して、ビジネスにおけるあなたの目標実現を叶えます。
おすすめポイント
- 目的別にカリキュラム作成、日本人コーチと外国人講師があなたをサポート
- インプットとアウトプット両方を学ぶことで英語の総合力が伸びる
- あらゆるサポートがコミコミで4.98万円(税込)/月、入会金無し
代表的なコースと料金 ⇒週3回(1ヵ月12回): 月額49,800円
10位 HATSUON(ハツオン)
ハツオンはその名前の通り、発音専門のオンラインコーチングスクールです。これまでに10,000人以上の英語学習をサポートしてきたMeRISEが運営しています。2ヵ月間であなたの発音の変化を実感していただけます。英会話の基本となる発音矯正を前面に打ち出している点が特徴です。「英語を教えるプロ講師」と「日本人の英語学習トレーナー」がサポートします。
おすすめポイント
- プロ講師のマンツーマンレッスンと日本人トレーナーの学習サポート
- ハツオンに特化したレッスンで2ヵ月で発音の変化体験ができる
- ネイティブに近い発音で自己紹介スピーチができるようになる
代表的なコースと料金 ⇒2ヵ月: 198,000円
11位 ダイヤモンド英語コーチング
ダイヤモンド英語コーチングは、「狙いを定めずとにかく話す」のではなく、「英語を話す」ことから逆算した合理的なトレーニングを行い、最短距離でスピーキング力を身につけるプログラムを提供します。今やる必要がないこと、無駄な工程を徹底的に排除してトレーニングの密度を高めます。だから、忙しい人でも3ヶ月という短期間で成果が出ます。
おすすめポイント
- スピーキングに特化した学習プログラム
- 挫折させないマンツーマンコーチング
- 最新ITを活用したオンライン学習
代表的なコースと料金 ⇒12週コース:月額 62,000円、総額187,000円
12位 東大式イングリッシュコーチング
東大式イングリッシュコーチングは、英語コーチングサービス×英語学習コミュニティーの相乗効果で、挫折することなく確実に英語力を高めることができる英会話スクールです。TOEIC800点を取得することが会社から求められているなどのビジネスマンに対して、英語のプロが学習計画の策定や日々の進捗管理、週1回のメンタリングなどを行います。
おすすめポイント
- 「適切なプランニング」「モチベーション管理」のみに特化している
- 東大卒・英語指導歴40年以上のコーチを始めとした経験豊かなベテランコーチ陣
- 専用のコミュニティに学習期間終了後も永年無料で参加できる
代表的なコースと料金 ⇒短期コース(1~2ヵ月):月額 25,800円
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここからは、番外編として、英語初心者向けの英語コーチングスクールをご紹介します。
番外編 flamingo(フラミンゴオンラインコーチング)
フラミンゴオンラインコーチングは、英語初心者に優しい英語コーチングスクールです。英語コーチングは「中上級者向け」と思って敷居が高いと感じている人や、英語学習コーチングに興味はあるものの仕事が忙しくて十分な学習時間が取れない方、「スパルタな雰囲気は無理」と思っている人に向けて初心者向けのコースが用意されています。
おすすめポイント
- 初心者向けのコースがあり、英語に自信のないビジネスマンでも大丈夫
- 9000名の母集団から1%の倍率で選抜されたTOP1%の日本人コーチ
- 専属コーチによる毎日の学習サポートと週1のオンライン面談
代表的なコースと料金 ⇒初心者向け基本コース(4ヵ月):月額 275,000円
代表的なコースと料金 ⇒ビジネス英語基礎コース(8ヵ月):月額 528,000円
ビジネスに最適なコーチングスクール比較一覧
ビジネスに最適なコーチングスクールの主要な要素を一覧表で比較してみます。
■ 1位~7位
順位 | 英会話 レッスン |
学習 期間 |
入学金 一括払い |
月額料金 分割払い |
教室数 オンライン |
1位 ブログリット |
レッスンなし 別契約※ |
2ヵ月 3ヵ月◎ 6ヵ月 |
入学金 55,000円 3ヵ月分 544,500円 |
36回払い 18,700円 |
〇9教室 〇オンライン |
2位 トライズ |
レッスン有り 受け放題 |
3ヵ月 6ヵ月 1 年◎ |
入学金 55,000円 1 年分 986,100円 |
48回払い 24,000円 |
〇7教室 〇オンライン |
3位 イングリード |
レッスン有り |
1ヵ月~ | 入学金 55,000円 - |
月額 110,000円 |
✖教室なし 〇オンライン |
4位 ライザップ |
レッスン有り キャンブリー |
16回 24回◎ 36回 |
入学金 55,000円 24回分 580,800円 |
60回払い 12,900円 |
〇5教室 〇オンライン |
5位 スパルタ |
レッスン有り 受け放題 |
2ヵ月 3ヵ月◎ 4ヵ月 |
入学金 55,000円 3ヵ月分 539,000円※ |
月額 187,000円 からも可 |
〇2教室 〇オンライン |
6位 スマートメソッド |
レッスン有り 50分×週5日 |
16週間 | 入学金 0円 16週間分 550,000円 |
24回払い 22,917円 |
✖教室なし 〇オンライン |
7位 ビズメイツ |
レッスン有り 25分×毎日 |
1ヵ月~ | 入学金 0円 - |
月額 20,790円※ |
✖教室なし 〇オンライン |
※◎印は各社おすすめのコースです。
※ブログリットの英会話レッスン別契約は、DMM英会話・キャンブリー・ネイティブキャンプがパートナーです。
※スパルタの料金は「通学&オンライン」の料金です。オンラインのみなら、3ヵ月485,100円となります。
※ビズメイツの月額料金は「毎日25分×2レッスン」にビデオレッスンがプラスされた料金です。ビデオレッスンなしの料金もあります。
■ 8位~12位(+番外)
順位 | 英会話 レッスン |
学習 期間 |
入学金 一括払い |
月額料金 分割払い |
教室数 オンライン |
8位 マネーイングリッシュ |
レッスン有り 40分×週3回 |
1ヵ月~ | 0円 - |
月額 49,800円 |
✖教室なし 〇オンライン |
9位 プレゼンス |
レッスンなし グループセッション |
2ヵ月 | 入学金 30,000円 2ヵ月 161,000円 |
- | 〇1教室 〇オンライン |
10位 ハツオン |
レッスン有り 50分×週2回 |
2ヵ月 | 入学金 33,000円 2ヵ月 198,000円 |
- | ✖教室なし 〇オンライン |
11位 |
レッスン有り | 12週間 | 1ヵ月62,000円 総額187,000円 |
- | ✖教室なし 〇オンライン |
12位 東大式 |
レッスンなし | 1~2ヵ月 3~4ヵ月◎ 6ヵ月以上 |
入学金 9,900円 - |
月額 23,800円 |
✖教室なし 〇オンライン |
番外編 フラミンゴ |
レッスンなし | 8ヵ月 | 入学金 55,000円 8ヵ月 528,000円※ |
クレジット なら分割も可 |
✖教室なし 〇オンライン |
※フラミンゴはビジネス英語基礎コースの料金です。それ以外に、初心者コースなどがあります。初心者でも安心して受講できます。
ビジネスに最適な英語コーチングスクールの選び方
ビジネス英語のコーチングに特化したスクールを選ぶ
ビジネスで活用するための英語を学習したいのであれば、ビジネス目的に特化した英語コーチングスクールを選ぶようにします。多くのスクールにはビジネス英語コースがありますが、やはり温度差があります。
ビジネス英語に特化しているスクールと、ビジネス英語コースもありますというスクールでは、学習内容の本気度や専門度が異なります。
そして、同じことはコーチングに関しても言えます。コーチングに特化したスクールと、コーチングもありますというスクールでは、本気度が異なります。
ビジネスに最適な英語コーチングスクールためには、「ビジネス英語に特化している」「コーチングに特化している」スクールを選ぶことが重要です。
英語学習の目的と学習期間に適したスクールを選ぶ
英語コーチングスクールの中には、短期集中で英語力を高める仕組みのスクールと、長期間にわたって学習する仕組みのスクールがあります。自分の英語学習の目的に合致した学習期間のスクールを選ぶことが大切です。
例えば、急に海外赴任が決まったとか、海外出張に行くことになったなどの場合は、できる限り短期集中で英語力を高める必要があります。
その逆に、今後のキャリアを考えて基礎からしっかりと英語力を高めたいとか、将来的に転職することを考慮してTOEICを高得点にあげておきたいなどの場合は、ある程度時間をかけて着実に英語力を身につける必要があります。
また、自分の現在の英語のレベルや、自分自身の性格が短期集中型か長期育成型か、さらに仕事との兼ね合いで毎日多くの時間を英語学習に使えるかどうかなどによっても、英語学習の期間が異なります。
これらの点を考慮して、自分の英語学習に最適な期間で学べる英語コーチングスクールを選ぶことが重要です。
英語でのビジネス経験のあるコーチがいるスクールを選ぶ
ビジネスに最適な英語コーチングスクールを選ぶときに、着目すべき点は、コーチが単に英語に堪能なだけでなく、実際に英語を使ってビジネスをしていた経験のある人かどうかです。
なぜならば、あなたの英語学習の目的は、単に英語が上手になるだけではなく、ビジネスの現場で実際に活用できる英語力を身につけることだからです。
英語コーチングにおいては、コーチの能力やあなたとの相性はとても重要な要素です。ビジネス英語を学びたいのであれば、英語を使ったビジネス経験が豊富なコーチが在籍している英語コーチングスクールを選ぶようにします。
卒業生が多くて実績のあるスクールを選ぶ
新しいスクールがすべてだめというわけではありませんが、やはり創業から年月が経っており、これまでに卒業生を数多く輩出しているスクールのほうがノウハウの蓄積があり、信頼度が高いと考えられます。
過去の卒業生のTOEICやVersantなどの点数アップの実績などを発表しているスクールが多いのですが、少数の事例ではなく、本当に多くの生徒が平均的に実績を高めているかどうかを見極める必要があります。
英語学習では挫折する人も多いのが実態です。コーチングは挫折を防ぐために有効な指導法ですが、できるだけ挫折する人が少なく、多くの人が卒業しているスクールを選ぶようにします。
通えるなら通学教室、通えないならオンラインスクールを選ぶ
通学とオンラインには一長一短があります。オンラインには、「通学時間が必要ないので時間効率が高まる」という大きなメリットがあります。
それゆえ、「近くに教室がない」「通学の移動時間が取れない」という場合には、オンラインを選ぶことになります。昨今では、コロナ禍の影響もあり、英語コーチングもオンラインが主流となっています。
しかし、それを差し引いても、もし通学できるのであれば通学教室を選ぶことをおすすめします。その理由は、人間は生き物ですから、対面によるコミュニケーションは学習に多大な効果をもたらすからです。
個人的な意見ではありますが、通えるなら通学教室、通えないならオンラインスクールという選択でよいのではないでしょうか。
できるだけコストパフォーマンスのよいスクールを選ぶ
英語コーチングスクールの料金には、大きな幅があります。低料金を前面に押し出しているスクールから、堂々と高料金を掲げているスクールまで様々です。
重要なことはコストパフォーマンスです。料金が安くても、役立たないスクールでは学習する意味がありません。料金が高くても確実に英語力が高まり目的に到達できればコスパは高くなります。
わかりやすい例でいうと、東大式イングリッシュのように「適切なプランニング」「モチベーション管理」のみに特化して、他を切り捨てることにより、低料金を実現しているスクールもあります。
実際の英語学習は自分でやれるという人には、コスパがよいスクールですが、しっかり講義を受けたいという人には適さないスクールとなります。
「オリジナルカリキュラム作成」「講師の質」「コーチ(コンサルタント)の質」「講義内容」「学習ツール」「面談の頻度」「質問への対応」など、総合的なバランスを十分に検討して、自分の予算に合った英語コーチングスクールを選ぶことが大切です。
返金保証、教育訓練給付制度なども考慮してスクールを選ぶ
料金についての考え方についてご説明しましたが、これについてはさらに考慮すべき点があります。それは、返金保証制度と教育訓練給付制度です。
返金保証制度とは、もし入学してから合わなかった場合、一定の期間内なら受講料を返金するという制度のことです。例えばプログリットには「30日間全額保証」の仕組みがあります。
これは受講開始後に30日以内ならば、不満足な場合に全額返金を受けられるという制度になります。一見すると料金が高いように思えますが、返金保証制度があると安心です。
返金保証制度を設置しているスクールは、学習内容などにそれだけ自信があるということです。返金制度は、スクール個々が設定している制度です。
それに対して、教育訓練給付制度は国が定めた制度です。厚生労働省が指定した講座であれば、修了後に受講費用の一部が支給されるという制度となります。
自分が受けようとする英語コーチングスクールに厚生労働省の指定講座があるかどうか確認することをおすすめします。指定講座ならば、給付があると同時に、国が認めた信頼できる講座であると判断することができます。
まとめ
近年、人気が高まっている英語コーチングスクールについて、「学習内容の特徴」「講師・コンサルタントの質」「料金・返金制度」「口コミ」などを精査して、ビジネス英語の観点からランキングを付けてみました。
その結果、第1位に輝いたのは、「PROGRIT(プログリット)」です。ビジネス英語に特化した英語コーチングスクールである点を評価しました。英会話レッスンはなく、純粋な英語コーチングのみです。
応用言語学や第二言語習得論における科学的知見に基づいた学習カリキュラムの設計、英語でのビジネス経験のあるコンサルタントがコーチングする点が特徴のスクールです。
第2位は、「TORAIZ(トライズ)」です。1,000時間トライズで学習することで、英語を使ってビジネスができる英語力である英会話試験Versantで平均45点を超える数字を出しているという本格的な学習内容を評価しました。
このスクールは、1日3時間、1年で計1,000時間の英語学習を実施という長期間学習型の英語コーチングスクールとなります。
第3位は、ENGLEAD(イングリード)です。対象がビジネスマンが中心で大手IT企業からベンチャー企業まで幅広く、また弁護士、自営業者、スポーツ選手など英語力向上が急務な受講者が多い点を評価しました。
このスクールは、最短1ヵ月11万円から学べるサブスクリプション方式(月額制)となっています。
ランキングは、あくまでも当ブログ「ビジネス英会話の羅針盤」が独自の基準で付けたものです。実際に英語コーチングスクールを選ぶ際には、各スクールの実施している無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
そこで、コンサルタントの質、学習期間、カリキュラム、料金などを確認した上で、最も自分に適していると思ったスクールを選んでください。目的達成まで継続できそうなスクールを選ぶことが大切です。
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